lanケーブルにはいろいろな種類があります。対応する通信速度の違いだったり、ノイズへの耐性、または、使われている配線の種類の違いなどによるものです。ただし、それらの種類を勝手に選んでも意味がありません。結局はネットワーク機器に依存するからです。

lanケーブルにはカテゴリーと言うクラスがあり、数字の1桁で対応する通信速度が変わってきます。数字が大きくなることで速い通信にも耐えることができます。だからと言って、最高クラスのものを使ったからといって通信速度が速くなるわけではありません。つまり、カテゴリーは、対応する通信速度の幅であって、それを実現する仕様ではないからです。

通信を行うネットワーク機器自体がその通信速度に対応していなければ、オーバースペックで全く意味がありません。lanケーブルを選ぶ時には、まずネットワーク機器の通信速度を確認します。通信速度はbpsと呼ばれる単位で表します。一秒間にどれだけのデータを送ることができるかを示したものです。

1Gbpsに対応している場合にはカテゴリー5e以上のものを選びましょう。カテゴリー7Aになると10Gbpsまで対応が可能です。サーバーなどの処理能力の高いものをつなぐ時には必要になるかもしれません。カテゴリーは価格に反映されるので、オーバースペックは無駄な費用を使うことになります。

正しいカテゴリーを選んで、無駄なコストをかけないようにしましょう。

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